、ゆめ応援プラザにて『ゆめフェスタ2016秋』が無事開催されました。
たくさんの家族、友人、サイト等を訪問してくださった方々、足を運んでいただきほんとうにありがとうございました!
デザイナーがイベント出店をする意義とは
自分で手作りしたものを、直接目の前でお買い求めいただくというのは、正直怖い体験でもありました。
わたしはほんとうに細部までこだわって商品を作れたか?
人が求めるものを作れたか?
自問自答の5時間でした。
でもそれがモノづくりをする者が忘れてはいけないことなんだなぁと身にしみました。
同じ”ハンドメイドのモノを売る”でも、委託販売とはここが違う
それはもうお客様の本物の反応を目の前で見られるところ。
商品を手にとって返した理由はなんだろう?
○○○はありませんか?と言われた理由はなんだろう?
自分はこの商品の使い道を固定観念で決めていなかったか?
お客様の反応を見ていると気づかされることがたくさんあります。
本職はwebと印刷物のデザイナーですが、時々機会が合えばこのようなイベントに参加し続けたいな、と今は思っています。
“何かやってみたい”と、”何かやってみた”は、全然違う
もともと何かやってみたい欲が強いわたしですが、同じくらいのヘタレでもあります(笑)
高校3年の進路を決める時点で、デザインを勉強したい気持ちは既にありました。
でも、自分には才能なんてないし…美術部に入ってなかったし…両親も不安そうだし…と諦めてしまいました。
そこからヒューマンアカデミーでデザインを学ぼうと決意するまで、なんと9年!!!!なんてもったいない時間…!!!!!!
20代の、一番仕事一筋で燃えられるはずだった時間を取り戻すのは、容易いものではありません。。。(身をもって感じています。。。)
何をするにも遅いということはないと思いますが、やってみたいと思う時が始め時だなとも思います。
始まりが早ければ、転換も早くできますしね!
自分の帰る場所があるからがんばれる
ただ、結婚して子供を産んでからデザイナーを目指したことを今は後悔していません。
自分のアイデンティティがはっきりした後の方が、ずっと楽な気持ちで新しいことにチャレンジできるようになったんです。
ただ確実に自分だけのために時間を使えなくなりました。
無理して、焦って、身体を壊してばかりでした。
だからこそ、“自分サイズ”にこだわりました。
自分も周りも幸せにするのが、自分サイズの起業なんですね。
たくさんの人を幸せにする、なんて大きなことはできないけれど、
”隣に偶然座った人に笑いかける”くらいのスタンスで小さな活動を続けていきたいと思います。
ありがとうございました。