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IllustratorとPhotoshopの練習本(2)

ある程度ソフトの基本動作がわかってきたところで、
より実務に近い使い方をしてみたいと思い、買った本です。

即戦プロ技 Illustratorロゴ&マークデザインコレクション

この本から学んだこと

「文字」はアウトライン化してパスを編集したり、自分で描いたりして、任意の表現をつくるもの、ということに気付く

※既存のフォントを使用する場合は、フォントのライセンスを必ず確認。

超初心者のわたしには、”文字を加工する”と言う概念自体がありませんでした…。
独学だからかもしれません。
まず合うフォントを見つけるのに四苦八苦。いいなと思うと有料…。結局デフォルトフォントを使用…。

でも企業や商品のロゴやマークは、
言葉の意味だけでなく、カタチや色から受ける感覚が”企業や商品の印象”になるんだと思います。
企業の姿勢を感覚で理解してもらうために、ロゴデザインは重要な作業なんですね。

単純なロゴ&マークをつくる中で身に付く技術

ロゴやマークをつくるとき、単純であるが故の難しさがあります。

  • マークと文字のバランスが少し違うだけでなんだかカッコわるい…。
  • 余白やシェイプの太さのバランスがおかしいだけであかぬけない…。
  • 差し色がないとおかしい場合とパステルカラーだけでもイメージ通りな場合がある…。
  • 円、円弧、平行などのパスが少しでも歪むとバランスがおかしい…。

本の通り制作しながら、このテクニックでどんな表現ができるのだろうと確認しながら作ることをおすすめします。
例えば、堅実な企業のロゴには冷静さを表すブルー系・先進的な感じを与えるグラデーションを使用してみる、とか、子供グッズの商品マークにはポップでカラフルな色と角の取れた丸みを与えてみる、などです。

実際手を動かしてみることで、自然とIllustratorを使う技術が身に付くのがいいですね!


比較的小規模のデザイン会社〜個人で仕事をしていると、
本来は企業や商品の顔となるロゴであるのに、お客様から「ちゃちゃっと何パターンか作ってみて」と、かるく頼まれてしまうことも多いです。

ロゴを作る上でお客様のヒアリング時間はどうしても減らせませんが、IllustratorやPhotoshopなどのツールの制作技術は学ぶことができます。
自分の中の引き出しを増やすためにも、日頃から様々なロゴやマークを見ておくこと、
あといろんなロゴが集められているギャラリーサイトを見てみるのも勉強になります。

おすすめサイト

http://logopond.com/
Logopond。インスピレーションを受けるために時々見ています。

https://www.pinterest.jp/
Pinterest。