自分で何かを始めて仕事にしたいとき、その活動をより多くの人に知っていただかなくてはなりません。
そのためには、いくつか手段があります。
SNSでシェアしたり、口コミで紹介してもらったり、ブログの読者さんが多ければブログで告知することも。
その中の一つの方法、チラシ配り。
チラシは多くの人が訪れる場所に置けば、自分の活動に潜在的に興味を持っている人に知っていただくチャンスが増え、
配色、テイスト、置く場所によって、知っていただきたい層を絞ることができます。
初めてのチラシ作りで、デザイナーに頼む程ではないから自分で作ってみたい・・・という方の参考になれば幸いです🌻
コツ1:まずは顧客になってもらいたい人のイメージを徹底的に絞る
ターゲットを絞る、と言います。
不特定多数の方に知ってもらった方がいいのでは?!と考えがちですが、ターゲットを絞らないとチラシだけでなく自分の活動自体がぼんや〜りあいま〜いなものになってしまいます。
本当にあなたの活動を必要とする人に、あなたの想いが届かないかもしれません。
チラシを配れたからよかった〜ではもったいないですよ〜。
顧客になってもらいたい人の人物像を、イメージイラストと連想で具体化
例えば、女性向けのアクセサリーを販売したいとします。
どんな人に自分の作ったアクセサリーをつけてもらいたい?イメージイメージ・・・
こんな人が手に取りそうなチラシを作る、という方向性が決まります。
色はナチュラルなアースカラーを使ってみようかな。
個性的な配色と、個性的なデザインのアクセサリーの画像をメインに持ってこよう。
チラシにinstagramのアドレスを載せて、おしゃれな画像をバンバンアップしていこう。
お子さんが引っ張ったり壊しそうな部分は修理交換できます、と書いておこうかな。
な〜んてアイデアが出てくるかもしれませんね!
コツ2:チラシに掲載する項目は逆算で取捨選択
まずはチラシの大きさを決めちゃいます
印刷代のコストパフォーマンスが一番良いのはA4なのだそうですよ〜。
大きさを決めたら、そこにおさまるよう掲載項目を取捨選択します。
掲載する項目を箇条書きで書き出す
いろいろな手法がありますが、一番手っ取り早いのが白紙に手書き。
ポストイットに一つずつ書き出して貼っていくのもいいですね。
絶対入れるべき項目。
忘れたら大変〜!一番初めに書き出しましょう。
- 連絡先(住所、電話番号、メールアドレス、ブログやサイトアドレス)
- イベントの場合は、開催日時と場所
- なぜチラシを作った??チラシの目的(例えばメンバー募集!とかイベント開催!とか自分の屋号!とか)
そしてチラシの目的に合わせて、
- プロフィール
- メニュー表・料金表
- 過去の実績
などを入れていきます。
掲載する項目を紙面に割り当てる
これも、手書きでもいいしポストイットでも、やりやすい方法で。
私の場合はスペースを考えながら割り当てしたいので、A4の1/5くらいの大きさの四角を描き、その中に手書きで割り当てします。
絶対伝えたいこと(=チラシの目的)は上部1/3に入れ込みます。
もし割り当ての場所決めで迷ったら、人の作ったチラシをたくさん観察してみてください。
チラシには大まかなレイアウトのセオリーがあったりします。
デザインのセオリーがまとめられた本もオススメです。
デザイン入門教室[特別講義] 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~ (Design&IDEA)
なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
コツ3:実際の掲載量のテキストと画像を割り当て。『余白』でチラシを洗練させる
まず紙面の4方に余白をもうけます。
そして実際にPCで、文章、画像を配置させていきます。
ガチャガチャして見にくいなと思ったら、各項目も、見えない四角枠にはめるように四方を揃えると落ち着いたチラシになりますよ〜🌻
項目と項目の間にも、遠くから見て離れているのがわかるほどの余白を入れてみてください。ぐっと見やすくなるのではないでしょうか。
コツ4:配色は色の種類を抑える
配色は背景色、ベース色(テーマ色)、ポイント色の3〜4色以内に抑えるとすっきりします。
自分の得意な配色がありいつも同じような色ばかり選んでしまうので、こんなサイトを愛用しています。
コツ5:目立つ装飾は紙面全体の重心を崩す場合が。程よく散らしてみる
だいたいチラシができあがったら、チラシから2mくらい離れて全体のバランスを最終チェックしてみてください。
目立たせたいからといって過度に装飾すると、クドクドチカチカになってしまい、逆に見難いチラシになってしまいます。
途中に画像やイラストを使ったり項目を囲ってみたりすると、紙面に強弱がつき、またぐっと読みやすく見えます。