フリーランスのイメージカット

フリーランスの方が向いている?7つの気質

個人事業主として開業し、5年が経ちました。
まだまだ短い期間ではありますが、その間に多くのフリーランサー、個人事業主さんに出会う機会を頂くことができました。
安定した職場で働いて欲しいという両親の影響か、開業当初は組織の一員でないことに不安を感じることもありましたが、わたしの場合なぜか組織で働くより、一人で働くほうが仕事のパフォーマンスが上がるように感じます。
組織で働くのが向くか、個人か。何が違うのだろうと考えた時、個人で働くことが向いている人には共通の気質があるように感じました。
(向いているというだけであって、成功するという意味ではありません。)

気質その1)人からの評価を過剰に気にする

隣の席の人、前の席の人、後ろを通る人の目線が気になり、仕事に集中できない。
いつもできていることが、人前では全くできなくなってしまう。
自分の能力以上の成果を常に出そうとしてしまう。
一生懸命さが裏目に出てしまうタイプは、評価してやるぞ、という視線がないところで最も自分らしい仕事ができるように思います。

気質その2)自分で仕事の流れを把握していたい

デザイン事務所でお手伝いしていた時、「お客様の制作の目的はなに?」「なぜそのデザインにしたいの?」「なぜその納期なの?」など、共有されないことが多く、アイデアが浮かばないことがありました。
今自分がしている作業にどんな意味があるのか気になるタイプは、個人事業主に向いているように感じます。

気質その3)幅広い分野に興味を持ち、常に新しいことを学びたいと思っている

個人事業主のデメリットは、新しい情報や技術が入って来づらいことです。そのため、それを補うよう自分に足りないものを受け入れる力、広い好奇心、枯れない学習意欲が必要です。
セミナーや交流会に参加する外向性が必要ということか、と思われるかもしれませんが、今は本やインターネット上にある有用な情報で独学も可能です。

気質その4)付随する作業(特に帳簿付や書類、納期管理など)が苦ではない

自分の苦手を把握し、自分なりの整理方法を確立されている人が多い印象です。
特に帳簿付に関しては青色申告を選択したほうが控除額が多く有利なため、銀行やクレジットカードと連携して自動で家計簿を作成できるwebサービスなどを活用し負担を減らす工夫をしています。

気質その5)スケジュール管理の方法が決まっている

必然的にマルチタスクになりやすいため、遅刻や予定忘れのないスケジュール管理を心がけています。わたしの周りは割と手帳に手書きと言うアナログ派が多め。それに加えGoogleスケジュールやTo Doリスト、リマインダーを併用している印象です。
ちなみにわたしの場合は、下記の記事にまとめてみました。

気質その6)報告連絡相談を頻繁にする

これはわたし自身も省みなければなりません💦
一人で仕事をしていると、没頭し過ぎてしまい途中経過の報告頻度が下がってしまうことがあります。また視野が狭くなり、自分がわかっていてお客様がわかっていないことに気付かないことも。
第三者の目が入りにくい個人事業主こそ、報告連絡相談がマメである必要を感じます。

気質その7)デジタルに強い

連絡手段は、チャット形式で会話ができるLINE、messenger、ChatWork率が高く、比較的新しいツール(Zoomなど)にも抵抗がない人が多いです。
また営業はwebサイト、facebook、Twitter、Instagram、ブログ、noteなどを活用し、なるべく自動化しています。
逆に「突然の電話連絡」や「郵送で送って」は、集中が途切れるので苦手です(わたしだけかな?)。

まとめ

どちらかというと内向性高めの人に向いているような気質一覧になりましたが、実は、コミュニケーション能力が一番重要なのでは?とも感じます。
誰かの要望に応えるには、しっかり相手の話を聞いたり、要点をまとめる作業が必要。
尊敬するコンサルの先生がおっしゃっていたのは「コーチング」の必要性。確かにな、と思います。

組織で働くことにも個人で働くことにもメリット・デメリットがあり、意外と自分を律し続けなければならないフリーランス。
「修行」を楽しむ余裕がでるまで、続けてみようと思います。